日々の臨床を通して、
「養生のコツ」「身体の見かた」「季節の過ごし方」を
鍼灸師の「ちょっとかわった身体の見立て」でおつたえします。
どうぞご堪能くださいませ。
冬至を迎えると、今まで短くなっていた昼間の時間が、ふたたび、徐々に長くなっていきます。
天の運行が「陰」へむかっていたものが、「陽」に逆転するのですね。
そんな「冬至」を「天の正月」と考えることもあります。
今年の冬は暖冬の予測が出ているそうです。
なんでも、エルニーニョ現象の影響なのだとか。
暖冬の年の関東地方は、ドカドカっと大雪が降ることがあります。
気温は高くても、カラダが寒がることがあります。
体調によっては、こんなこともありますね。
冬の暦を迎えてから、肌寒さを感じるようになりました。
ちまたでは、風邪ひきさんが目立ちます。今年の風邪は、一度かかると発熱したり長引いたりと、少々厄介な症状がともないます。
風邪が流行りはじめてきました。
今年のインフルエンザの予防接種は、3種混合から4種混合になったのだとか。
風邪の予防は大切ですが、風邪をひいたときにどれだけ抵抗できるか、免疫力をつけておくことも大切ですね。
10月11月は身のまわりの催し物などがおおくて、いつもよりも忙しく、気持ちもあわただしく感じます。
気持ちに任せて、あれもこれもとすごしていると、ココロもカラダもやすむことを忘れてしまいます。
日中よけいな力をぬくことが出来なかったり、寝るときもりきんでいると熟睡することができません。
毎年咳風邪の流行る10月。
朝夕の風がとても涼しくなりました。
日中の陽射しの暖かさとの温度差が、じつは咳風邪の原因だったりします。
急な変化はカラダに負担になりますね。なにかと催し物やイベントごとの重なる10月。
体調管理は万全にお過ごしいただきたいなぁと思います。
9月から10月初旬にかけて、イベント出店が続きます。
お灸のご紹介とともに、ひきつづき東洋医学の知恵のお披露目と共に、「易」についてのブースを出店しています。
お灸をとおしてケアからのカラダのふり返り。
手相術や易占などから、身のまわりのことから自分の体のふり返り。
9月はお天気の荒れる日が多く、秋の長雨や台風の影響がつづきます。
そんな中、都内のイベントに参加させていただき、お灸の効果や使い方を解説させていただいたり、体験をしていただく機会がありました。
場所はお寺の中。
ことしは台風の多い年です。
気圧の変動はカラダに負担をかけます。
低気圧はカラダを膨らませるので、血管や関節や消化管などの中空の臓器がゆるんだままになります。
血管がゆるんだままだと、血行はどんどん悪くなりむくみの原因に。
暦では秋ですが、
一年で最も暑い時期・残暑に突入ですね。
連日の暑さで体調管理がいきとどかないと熱中症をすぐにわずらいます。
油断の出来ない今年の夏は、無理は禁物ですね。
ジメジメ・ムシムシした梅雨が終わり、夏の土用を迎えます。
夏の名残ですね。
ことしは2回土用の丑の日があります。
残暑を迎える前に、カラダをしっかり整え・やしないところですね。
今年の梅雨は日本の梅雨らしく
ジメジメ・シトシトでした。
ながく冷たい雨と湿気はカラダを芯から冷やします。
小暑を迎えて梅雨の折り返し。
急な真夏の暑さや台風接近など、今年の初夏はちょっと荒れ模様のお天気です。
梅雨入りしてから天候不順な日が続きます。
天気だけでなく火山の噴火など、天変地異も続いていますね。
身体のゆさぶりも天気と連動してあらわれます。
体調管理、上手に過ごしたいですね。
6月の10日ごろから暦では入梅を迎えます。
梅雨入りですね。
ことしは、5月から急に暑くもなり、西日本ではすでに梅雨入りしました。
関東もぼちぼちですね。
湿度が高くなると、さわやかな初夏の陽気とカラダの働き方はかわります。
一年で最も過ごしやすいといわれる皐月(さつき=5月)ですが、今年は急な気温の上昇や、突然の台風到来など、なにやらにぎやかです。
人のカラダもこうした急な変化に適応しようとするために、体調を大きく変化させようとします。
結果、体調や具合がわるいと訴えることになるわけですね。
小満のころの訴えの原因は、気温の上昇と気圧の変化ですね。
夏も近づく八十八夜を過ぎ、ゴールデンウィークを迎えると、暦は夏へと切り替わります。
今年の初夏への切り替えは、とてもはっきりしていました。
雪の舞い散る涼しい4月から、連日夏日の5月初旬。
カラダは寒さ対策から暑さ対策へと急激な変身をもとめられます。
今年の春は気温が低く、雨や雪の多い季節になりました。
気候の変動が例年とずいぶん異なる今年の春。
カラダは今年の春のイレギュラーな変化に対して負担を感じています。くわえて、年度替わりの疲れもボチボチ出てくる春の土用です。
今のうちのケアが、実は夏バテ予防にも役立ちます。
サクラもしだれ桜、ソメイヨシノと咲き誇り、ぼちぼち八重桜が咲きはじめようかなという晴明のころです。
春はのぼせやカラダに熱がこもる症状がとてもおこりやすいです。
わかりやすいのは、肌や目鼻の粘膜の腫れ・かゆみ・いたみ・デキモノなどです。
お彼岸を迎えると、一日の気温差が落ち着き始めます。
常に高めの気温はゆるみきらないカラダに熱をこもらせることがあります。
春のカラダは冬の間のちぢこまりを徐々に緩めます。ゆるみきったカラダはカラダの働きも一時的に低下します。
ねむい春はこうしたコンディションの変化によるもの。
冬の間に潜んでいた虫や生き物がはい出す啓蟄のころは、春の気候の変化がいちじるしく・強い風がふきはじめます。
人のカラダも冬の間にためこんでいた疲れや滞りを春の風にゆさぶられながら発散をうながします。
今年の春先は冷たい北風がずいぶん続きます。
気温差だけでなく、気圧の変動はカラダやココロに負担になります。
三寒四温でこれからますますお天気の影響を強く感じるころをむかえます。
最近増えている「めまい」症状の方も、季節との付き合い方の工夫が必要ですね。
豆まきも終わり・はやりの恵方巻きを食べ終わると、暦は春ですね。
立春のころはまだまだ寒いですし雪が降ることもあります。
まだまだ冬本番な空模様ではありますが、じつはカラダは春の兆しを感じ始めています。
ご近所の梅の花はぼちぼち開花し始めました。
梅の開花にあわせるように、花粉症の方々が訴えをはじめます。
暦は大寒、まさに寒の内です。
寒さも厳しくカラダは一冬つづく寒さにくたびれています。
疲れたカラダは抵抗力をおとし、インフルエンザをふくむ感染症にかかると経過が長引きます。
冬の名残の大寒のころから、春のカラダ支度も進めたい頃。
これからの過ごし方がとても大切です。
お正月を迎え暦も小寒となれば「寒の入り」です。
一年で最も寒い時期に入ります。
昨年から全国的に急激な寒さや大雪の影響などにみまわれています。
カラダの中も環境の影響をうけとめているので、つよい寒さの影響でカラダに負担のかかる「寒の内」となりそうです。
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