夏の疲れ・腰抜け・寝違え対策
「夏の疲れ」は
「お腹の働き」を
とても弱らせます。
このため「足腰」に力が入らず、
「肩ひじを張って」無理をして過ごすので、
「肩こり」が慢性的になります。
くわえて「涼しい風」が
「肩首」を急に冷やすと、
「寝違え」症状が。
「湿気」が
「足元」から入り込むと
「腰抜け・足腰のだるさ・痛み・しびれ」症状が
おこります。
「お腹の働き」を高めるためには、
「お腹の中に納まっている
・長い長い筋の管=7.5メートルある腸」を、
しっかり活躍させてあげることが
「夏の疲れ」を解消して、
「秋のカラダ作り」を促すコツになります。
「大股で鼻歌を歌いながらの散歩」は、
とてもオススメです。
ただ、
「腰抜け」状態で
「下半身がこわばっている」ので、
「歩き方」にコツがあります。
今回は
「大股で鼻歌を歌いながらの
・太極拳歩き風・散歩」です。
一般的な歩き方は、
上半身を前傾姿勢させて、
つま先を前に出して前に進みます。
実は「夏の疲れの腰抜け」状態では、
常にカラダは「前傾姿勢」をしています。
「猫背」ということですね。
こうした姿勢で、
さらに「前傾姿勢」をしてしまうと、
「膝や足首」に
とても負担をかけてしまいます。
ただでさえ
「猫背」でこわばっている「腰」を
支えるために
「緊張状態が抜けない・膝や足首」。
これ以上、
「散歩」といえども負担をかけてしまうと、
「膝の痛み」や
「足首の痛み・しびれ・火照り」の
原因になることも考えられます。
そんなわけで、
「太極拳風」に
歩いてみるのがオススメです。
「後ろ歩き」をしてみると、
コツがわかります。
後ろに向かって歩くとき、
「後ろが見えない」ので、
重心のかかっている足に
「体重」を残したまま、
「進む足」を出します。
そうして、
「進む足」が地面にしっかりついてから、
「重心」を「進む足」に移します。
一般的な歩き方では、
「前傾姿勢」をして
「進む足」と一緒に「重心」を
「進む足」にかけてしまいます。
「進む足」は
「足の重み」と同時に
「重心の重み」をいっぺんに負担します。
「太極拳風」だと、
「進む足」をしっかり地面につけてから、
あらためて「重心を移動」させるので、
「ドシンッ」と「進む足(前足)」に
負担をかけません。
こうして
「鼻歌」を歌いながら、
「大股」で「前足(進む足)」を出してから、
「重心」を移動させます。
このとき、
一時的に「重心をかけた脚」で、
片足立ちの状態になります。
このとき、
太ももの内側に
「カラダを支える力」が入ることで、
「お腹の内側の筋=腸の筋の働き」を
刺激します。
・ゆっくり・大股で、
・太ももの内側の筋を使いながら、
・ゆっくりした呼吸で歩くことで、
・カラダの内側の「血のめぐり」を活気づけて、
「下半身の循環」を促します。
下半身や、
お腹の力が高まるにつれて、
肩の力も抜けてくれます。
朝夕の涼しい風が吹く時間帯に
「散歩」をされるときには、
袖のある服装で肩首や、
腕に「風を当てない工夫」をしておくことを
オススメします。
また、
日中日差しの強い時間帯に
「散歩」をされるときは、
サングラスや帽子をかぶられたり、
日傘をさすなどをして
「紫外線対策」をされることを
オススメします。
秋口の「夏の疲れ対策」は、
・疲労をためず
・カラダの内側の働きを高めるのが
コツとなります。
どうぞ・どうぞ、
ご参考まで。
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