「かゆみを伴う湿疹」では、
「皮膚の下の血のめぐりの停滞」が原因と考えます。
「皮膚の下」には、
「カラダを養う熱性の強い循環=血のめぐり」があります。
この「血のめぐり」が、
夏の暑さなどで「心臓のポンプ」がばてたりすると、
「血のめぐり」は「停滞しやすく」なります。
「心臓のポンプ」がばてはじめると、
「汗」をかいて「血のめぐり」と「心臓のポンプ」を冷まそうとします。
このとき、
「冷却作用」が強いと(汗をかきすぎると)「血のめぐり」は停滞します。
腕や足の「毛の生えているところ」や、
髪の毛のある頭などは、
「汗をかきやすいところ」です。
「外気の暑さ」にさらされやすく、
「汗で冷却」しやすいところでもあります。
このほか、
「かお・胸・せなか・わきばら」などの「上半身」も、
「熱のこもりやすいところ」です。
こうしたところの「かゆみを伴う湿疹」の
「皮膚の下の火照り」を冷ますには、
「ゴーヤ(ニガウリ)・ピーマン・ナス」などの、
「夏の日差しを浴びた実のもの」を召し上がることをオススメします。
「夏の日差し」に「抵抗する丈夫なお肌」を
兼ね備えた「これらの食材」は、
軽く「火を通して」食べやすい状態にしていただくことで、
「丈夫なお肌の働き」も一緒に取り込めるというわけです。
「ピーマン・しし唐」は「唐辛子の仲間」で、
軽い「辛味作用」を持ち合わせています。
加えて、「実」が詰まっていないので、
「お腹がもたれやすい」痒みの湿疹症状の方に、おススメです。
「ゴーヤ」は「苦みの強い」食材で、
「強い熱冷まし」の働きを持ち合わせます。
食べ過ぎると「胃もたれ」しますが、
「痒み」症状と「湿疹(むくみ)」症状が強いときなどは、
「皮膚の下の湿疹の元=停滞している水分」を、
「冷ましながら・下す働き」があるのでオススメです。
「ナス」は「えぐみ」を持ち合わせた食材です。
「汗が止まらない」痒みの湿疹のタイプにオススメです。
食材はどれも、残暑のころまでは、
炙ったり、焼いたり、軽く炒めるのが、
カラダに熱をこもらせない調理方法として、おススメです。
焼きナス、炙りピーマン、しし唐の串焼き(炭火焼など)、
ゴーヤの炒め物、などなど。
残暑を向えると、「夏の疲れ」がたまってきますから、
多少の「アブラ」を取り込むような調理方法だと、
「夏の疲れの燃料補給」になります。
ミョウガ・シソ・ハーブ類などの「苦みの薬味」を添えたり、
大根おろしのような「アブラを洗い流す薬味」などを添えると、
お腹がもたれないで済みます。
ゴーヤと豚肉の炒め物、肉詰めピーマン、
マーボナス、しし唐のてんぷら、などなど。
ご参考まで。
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