~~夏バテの火照りって?~~
「夏の暑さ」に抗うように「発汗」することで、
おカラダは「カラダの内側の環境」を調えています。
「頭・首・せなか・胸」のように、
「暑さ」にさらされやすいところは、
「汗」をかきやすくできています。
そもそも「熱」は
「上の方へ上昇する」性質がありますから、
おカラダの「上半身」は
「冷却しやすい=汗をかきやすい」ようになっています。
加えて
「吸い込んだ暑い息」や「カラダの中にこもった熱」は、
吐き出す「息」で「排熱」できるようになっています。
寒い冬などは「吐き出す息」での「体温調整」が
「発汗」のかわりも行います。
このように「汗でカラダの表面を冷ます」
「吐き出す息で体内の熱気を冷ます」方法がありますが、
「暑さ」がこうした「体温調整のキャパ」を超えてしまったり、
エアコンの「冷気」で「発汗」ができなくなると、
「暑さ」が「カラダ表面」にこもってしまいます。
これが「夏の暑さ(エアコンの冷気)による火照り」です。
こうした「極端な暑さ」や「極端な冷気」で、
「毛穴の働き」や「呼吸の働き」に強いストレスをかけていると、
上半身の「火照り」が慢性化します。
「上半身の火照り」を自覚し始めたカラダは、
「もっとカラダを冷却して、心臓や脳みそを、
暑さから守らなければ!」という「使命感」が働きます。
こうして「カラダの働きを低下」させて、
「体温そのもの」を冷却する方向へ進めていくわけです。
そうなるとおへそ周りにある「カラダを養う力」や
おへその下にある「呼吸の働きを支える力」も、
働きを低下させてしまうので、
「上半身の火照り」から
「夏バテ・カラダを養う働きの機能低下」が始まります。
適度なエアコンは「暑さ」を
適当なものにしてくれる「良い道具」です。
でも、使い方次第で、
カラダを損なうこともあります。
なんでも「加減」が大切ですねぇ。
どうぞ・どうぞ、ご参考まで。
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