気温が上がってくると、
気持ちもボーっとしますが、
「お腹の働き」もボーっとします。
「だるいお腹」のサインは、
「口元」に出たりします。
口内炎の対処法
舌やほっぺたをかんでしまった後、
傷が治りにくい場合などは、カラダの抵抗力が下がっているサインです。
口の中の「唾液」という
「口の中を清潔に保ち、雑菌の繁殖を抑える防衛作用」
の分泌が低下しているためにおこります。
「唾液=防衛作用」の分泌は、「ストレス・睡眠不足・発熱中や発熱後・病中病後・過労・加齢」などで、低下します。
※「やさしい鍼」では「唾」は「お口の中を守る働き」。
「よだれ」は「食べこなしを助ける働き」と考えます。
ご参考まで。
また、過食による「胃の疲れ」が、口腔内の粘膜に「熱」を持たせることがあります。
強い口臭や、ゲップ、胃もたれが伴う「口内炎」は、
そもそも「過食」が原因しているかもしれません。
疲れ・ストレスによる「繰り返す・治りにくい口内炎」は、
疲労を抜くことがとても大切です。
とはいっても、生活習慣やお仕事などで、
思うような休養がとれないこともあるかと思います。
そんな時は、「唾液の分泌」を促してくれる「梅干しの種」を
しゃぶっておくことをオススメします。
とくに塩気・酸味をしっかり含んだ「梅干しの種」は、
腫れてむくんだ口腔内の粘膜を、引き締めてくれます。
食後など、食塩水でしっかりうがいをすることでも、
口腔内の粘膜を引き締めてくれる働きがあります。
過食の場合でも、ストレス・過労による場合の口内炎でも、
食後に「緑茶につぶした梅干し・種入り」をいただくと、
・緑茶の渋み成分で、「胃のモタレた熱感」を取り除き
・梅肉で「胃の働き」をうながし
・梅干しの種をしゃぶることで、唾液の分泌を促し、
口腔内の抵抗力をひきあげる効果があります。
また、
・梅紫蘇をいただくと、傷の回復を促して(血を補う働きがあります)、
むかつきとりや、口臭予防にもなります。
飲食物を取るよりも、少なめの食事で、
食後のケアを大切にすることが肝心です。
「梅干し緑茶」を飲んだ後は、あらためて、お水で口の中をゆすいで、
口腔内の衛生をたもちます。
歯磨きで、磨きすぎによる「お口の中の傷」には、ご注意ください。
ご参考まで。
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熊本 (日曜日, 27 3月 2011 01:05)
小さいころ、口内炎ができると、親に「食べすぎよ!!」って言われてたのを思い出しました~
小さいけれど、1つあるだけで、結構痛いし、憎いやつですね。
なんとなくマウスウオッシュをすると口の中がさっぱりしていいような気がしてたけど、ハーブが口の中を引き締めてくれてたのかも♪
これからは梅干しを試してみます。
博心堂鍼灸院 すずき です (日曜日, 27 3月 2011 10:42)
熊本様
コメントありがとうございます。
そうですね、「小さいけど、存在感のある」
「やっかいなやつ」ですね。口内炎は。
「梅干し」以外でも、「唾液」がでれば、
「口内炎対策」になったりします。
「唾液=つば」は、
「口の中を守る働き」をもった「お水」です。
※「よだれ」は「食べ物をくるめとり、
食べやすくする働き」をもった「お水」です。
「お口の中の抵抗力」が、十分=「唾液の分泌が正常」
だと、口内炎もできにくいです。
ストレスや、疲労など、心身のお疲れや、
過食による「おカラダの抵抗力の低下」などは、
「唾液=お口の中の抵抗力」を下げてしまいます。
緊張すると、口の中が「乾いたり」しますよね。
「お口の中の抵抗力が低下しているサイン」です。
「唾液」によって、「歯」や「口の中の粘膜」は、
保護されています。
そんなところで、「口内炎」は「おカラダの守る働き」が
下がった時に出てくる症状ですから、
体調管理の上では、よい「判断材料」になりますね。
梅干し、どうぞ楽しまれてください。
ご参考まで。