年が明けて、立春を迎えました。
でも、
東京は「雨」に恵まれません。
日本海側の大雪で、東京まで「雨雲」が来ないのでしょうね。
年末からの「厳冬」で、
室内やオフィス、乗り物など、暖房が強くかかっています。
そんなわけで、
部屋の中も外も、ものすごく「乾いて」います。
「乾燥」にさらされた「お肌」は、
思いのほか、「強いストレス」にさらされています。
「痒み症状」が「それ」です。
年末の寒さと、乾燥で「しもやけ」「肌荒れ」する患者さんが、
例年に比べ、たくさんお越しになられます。
原因は大きく「3つ」。
1.外気の乾燥
2.年末年始のカラダの疲労
(心臓のポンプの低下=不十分な血行)
3.疲労感からくる「過食」
「外気の乾燥」によって、「お肌」は「うるおい」を、
どんどん「奪われ」ていきます。
「乾いて・弱っていく」お肌は、常に「良い血のめぐり」を
要求します。
しかし、年末・年始の生活の不摂生や、年明けからのお仕事疲れで、
「心臓のポンプ=血のめぐり」は、働きが低下傾向。
※毎日の寒さで、普段よりもカラダを強く温めるため、
「心臓のポンプ」は「ばて気味」です。
「乾燥したお肌」や、「疲労でこわばった筋」や、
「疲れが回復しない内臓」へ、「十分な血のめぐり」が
及んでいないため、「気持ちもイライラ」してきます。
そのために、ついつい「過食傾向」。
「消化に負担のかかるお肉」「血のめぐりをもたつかせるアブラ」
「痒みを助長する塩気」が重なると、「お肌のかゆみ」は
どんどん「強く」なります。
今年は特別かもしれませんが、「花粉症」の前に「お肌のかゆみ」で
お困りの方が、多いようです(たぶん、関東地方の方)。
そんなわけで、
「3つの原因別 オススメ対策」のご紹介。
1.外気の乾燥対策
手の甲~腕の外側(体毛が生えている側)
~肩・肩甲骨・首・顔のかさつき・かゆみ
とにかく「保湿」を心がけましょう。
とくに「血行が不十分な手の甲」は、手袋などをして、
外気にさらさないことが、ポイントです。
要注意は、「湯上り」です。
「かさつき・弱ったお肌」は、お風呂上りにとても「守り」が弱ります。
すぐに「保湿」を心がけましょう。
「手の甲~腕の外側(体毛が生えている側)~肩・肩甲骨・首・顔」
※エアコンなどで、乾燥するようでしたら、「加湿器」は必需品ですね。
2.年末年始のカラダの疲労
(心臓のポンプの低下=不十分な血行)
「疲労した心臓を養うオススメ食材」
寒い日には「ニンニク・玉ねぎ」を辛味が残るくらい加熱して
暖かい日には「ラッキョウの甘酢漬け・エシャロット」など
お腹が疲れているときなどは「ニラのお粥」など
「ラッキョ・ニンニク・エシャロット・玉ねぎ・ニラ」は、
心臓の働きを「辛味」で丈夫にしてくれます。
・手のひらのむくみ・かゆみ 顔のむくみ・赤み・やつれなどが、
「血のめぐり」の消耗度合いの「目安」になります。
3.疲労感からくる「過食」
「消化に負担のかかるお肉」「血のめぐりをもたつかせるアブラ」
「痒みを助長する塩気」などは、「血のめぐりに余分な熱」を持たせます。
痒みが強い場合には、「食の節制」を心がけたいですが、
外でお仕事をされている場合には、ちょっと難しい。
そんなわけで、ちょっとした「コツ」をご披露いたします。
・「お肉」=キャベツ・レタス・白菜などの「葉物」をたくさん添えて
・「お魚」=シソの葉・大根のツマ・大根おろし・わさびをたくさん添えて
・「アブラ」=ジュンサイ・わかめ・モズク・昆布・ところてんなど「海藻」をたくさん添えて
「お肉」「お魚」「アブラ」よりも「相性の良いオススメ食材」を
たくさん取ることで、多少帳尻合わせができるのでは??
過食した翌朝などは、「つぶした梅干し」に「濃いめの緑茶」を
飲んでおくと、「モタレた胃の働き」を高めてくれます。
顔やまぶたが「かゆい」ときなどは、ミントティーなどがオススメでしょうか。
「乾燥」による症状ですから、上手に「飲食」でも「補湿(水分補給)」を
オススメします。
ちょっと長くなってしまいましたが、ご参考まで。
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