今年は夏が暑くて、長いです。
乳児ちゃんたちは、自分で動けない分、
カラダの調整が、未だ出来ません。
「やさしい鍼」では、
生まれたてから、3歳くらいまでを
「赤ちゃん」
とよんでいます。
ちなみに、3歳すぎると「子供ちゃん」。
「赤ちゃん」は、まだカラダがちいさいです。
ちいさいカラダでは、
この暑い夏を乗り越えるのは、やっぱり大変。
今、赤ちゃんの高熱の風邪が、
増えているようです。
ひと夏、暑い中、汗をかいたり、
おしっこをたくさんして、
体温調整をしていた赤ちゃん。
冷却水である「カラダのお水」が、
残暑の頃になって、乾いてしまっている状態。
汗は心臓のポンプを冷ます冷却水
涙は目の熱・疲れを冷ます冷却水
おしっこはカラダの中にこもった熱の冷却水
こうした「冷却するお水」は、
夏の間に発散しつくしてしまっているのでしょう。
その結果、
残暑の頃になって、
カラダにこもった熱を「冷ますお水」がなくなってしまっているので、
発熱すると「高い熱・下がりにくい熱」になるようです。
風邪をひくと、カラダは熱いですが、
足先は冷たいです。
そして、汗をかきません。
夏の暑さ疲れの発熱は、
カラダ全体熱く火照っていて、汗ばんでいます。
とくに今年は、残暑の頃に入っても、
気温が高い日が続きます。
赤ちゃんの冷却水をこまめに補給してあげる必要があります。
また、
取り込んだ水分は、
夜、眠っている間に、
カラダの疲れを「クリーンナップ(水洗い)」してくれます。
「クリーンナップ=おしっこを作る」時間をたっぷり取らせてあげましょう。
夜の睡眠時間は、いつもよりも長めに。
そして、
お昼間の一番暑い時間帯(午後1:00~3:00)にも、
お昼寝することをおススメします。
こうして、一日何度かカラダを「冷却・クリーンナップ」する時間を
もうけることで、
夏の疲れを軽減することが出来ます。
引き続き、暑い日がつづきそうです。
赤ちゃんのゴキゲンな毎日がおくれるように、
たっぷり水分・たっぷりお昼寝。
ご参考まで。
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