お越しになられている患者さんで、
長引く症状に、
関節の具合を悪くされた方々が
いらっしゃいます。
「やさしい鍼」では、
関節の症状を「節(フシ):骨髄」といいます。
コシやヒザを痛めても、
「筋:筋肉」の痛みであれば、
鍼灸治療と安静で、徐々に症状は楽になります。
しかし、
「節:骨髄」の症状となると、
ちょっとやっかいです。
「節」は身体の体重を支えて、
常に重力という力に、ひっぱられています。
結果、常に負担がかかっている場所なので、
一度具合を悪くすると、
常に負担がかかっているので、回復が遅いです。
お年を召されたり、もともとからだが弱い方、
長年「無理・過労」を続けてこられた方、
などは、「節:骨髄」が「乾いて」います。
「節:骨髄が乾く」というのは、
関節が潤いをなくして、節々の動きが
ぎこちなく・こわばり・振るえるなどの
症状が起こりやすい状態です。
とくに、長年お身体に負担をかけて来られた方の
ヒザとコシの症状は、
注意が必要です。
「やさしい鍼」でも、「大きな節=ヒザとコシ」の症状は、
積極的な鍼灸治療をおススメしています。
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