「やさしい鍼」で考える「スローライフ」は、
のんびり過ごす、ゆっくりする、というよりは、
「丁寧」ということを大切にします。
忙しければ、のんびり・ゆっくりと、
「休む・休養する」ということは適います。
ただ、
常日頃から「怠惰に過ごす」様な事が無いように、
発散すべき力はしっかり発揮したらよいですね。
それでも、
勢いに任せて、というのでは、
無理・無茶・無駄が気持ちにもカラダにも負担をかけてしまいます。
そんなわけで、「丁寧」というのが大切な心がけなのかなぁと。
上手なスローライフの進め方は、
「カラダをエコロジー(カラダの内側の環境を調える)」
することを意識することが大切ですね。
そのためには、
「カラダの声を聴く工夫・カラダを感じる工夫」
をじっくり楽しみたいですね。
「やさしい鍼」では
「衣食住」というキーワードで、
おカラダに適う工夫としてご縁のある方々に
ご紹介・ご案内・ご説明させていただくことがあります。
1.「衣」:カラダとカラダを取り巻く環境との兼ね合い
2.「住」:カラダと毎日の生活リズムとの兼ね合い
3.「食」:カラダとカラダを養う毎日のお食事との兼ね合い
その前提には、
「カラダの声を聴く・カラダを感じる」ことが、
とても大切。
「カラダに適った衣食住の工夫」は
そもそも「おカラダを知る」というところから始まります。
日頃の鍼灸臨床では、
「手を当てて・息を通す」ということを、
1.鍼灸師の手技を用いて、
2.鍼やお灸という道具を介して、
3.おカラダを実感していきながら、
おカラダの回復を促します。
毎日、
カラダのゆらぎを感じて、
自分自身で「カラダに手を当てて・息を通す」ことが
「カラダ・エコ」の始まりです。
僕の日課はそんな
「カラダに手を当てて・息を通す=カラダ・さんぽ」
を楽しむこと。
カラダの中の息の流れ・気のめぐりを、
カラダの動きや手を当てた感触から実感していきます。
2012年11月3日の
杉並区・産業商工会館で開催される
鍼灸師の手当てを実感していただく機会と同時に、
ご縁のある方々と「カラダのお散歩」を
楽しめたらなぁと思っています。
カラダを感じて・喜ばせる、
そんな一日を過ごせたらいいですねぇ。
ちょっと・ちょっとのご案内
ほんの・ほんの呟きまで。
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