~~丹田は、三つあるそうな。~~
「仙経」という書物に、
「三つの丹田」ということが
記載されているそうです。
「脳」は「髄の海」で上の丹田」。
「心」は「絳(紅)宮」で「中の丹田」。
「へそ下三寸」は「下の丹田」。
「下の丹田」は「精の府(くら)」。
「中の丹田」は「神の府(くら)」。
「上の丹田」は「気の府(くら)」。
と、いうようなことが、
「東医宝鑑」という書物に書かれています。
ご参考まで。
そして、この「三つの丹田」について、
「やさしい鍼」での解釈をしてみますと、
・「頭の中」には「脳」という「思考の潤滑油」が備わっていて、
「カラダの様々な働き」を「円滑に」する働きを受け持っています。
・「胸の中」には「心」という「精神・思考を支える場所」があります。
・「下腹」には「カラダを支える力」が収まっています。
●「頭」を支えている「首」が伸びやかですと、
「カラダに余計な力」が入らなくなります。
●「胸」が伸びやかですと、
「気持ちがおおらか」になります。
●「下腹」が伸びやかですと、
「カラダや気持ちがシャン」とします。
忙しすぎて、イライラすると、「首肩」に
余計な力がはいりますね。
「ほっと一息」つきながら、「くび・むね・したはら」の
「伸び伸び加減」を感じてみませんか。
「下腹まで、ストンと息が落ち着く」のが、
「収まりの好いカラダ」の目安ですね。
ご参考まで。
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