~「風」は「上」から、「湿気」は「下」から。~
春先・秋口は、
気温差を著しく感じる頃です。
こうした「暑い・寒い」などの
「温度差」を受け止めるのが
「肩・首・二の腕」です。
特に「肩甲骨」は
「外界の変化」にあらがうための
「盾の役目」をしてくれています。
こうした「温度変化」を
「風が入った」などと言います。
「風」は「風邪の原因」です。
「暑い風」も「冷たい風」も「涼しい風」も
「温度変化」はすべて「風邪の原因」です。
こうした「温度変化」が著しいと、
「肩・首の筋」は常に緊張状態で、
こわばり続けます。
眠っているときも、
こうした緊張感を保ち続けるのですが、
眠っていると「ついつい・油断」してしまうものです。
油断した「肩・首」に
「秋の涼しい風」が
「夏の疲れた身体」に侵入します。
こうして「寝違え」症状がおこるわけです。
秋口の「湿気」は
「涼しい風」を伴います。
「湿気」は「カラダに張り付くお水」です。
「湿度のある日」が続くと
「カラダに張り付くお水」は
常に「足元の筋」に張り付いてしまいます。
「お水」は「重くて・冷たい」ですから
「足元の筋」を
「冷やして・重だるく」させてしまいます。
加えて「涼しい風」で
「筋のこわばり」を助長します。
「夏の疲れ」で
「縮こまっている足腰の筋」が
「冷たい湿気」で
「常に冷やされている状態」ですから、
ちょっとしたきっかけや、
あるいは、
きっかけが見当たらないのに、
・急に「腰が抜ける」症状がおこったり、
・膝が急に痛くなったり、
・足先がしびれたり、
・こむら返りをおこしたり。
「痛みの場所」によって、
外界からの影響を受けやすい場所が、
決まってしまうこともあったりして。
どうぞ・どうぞ、
ご参考まで。
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