夏の疲れ・腰抜け・寝違えについて
秋の涼しい風を感じる頃、
突然「腰が抜けて動けない」やら
「寝違えて首が回らない」などのお話をよく耳にします。
実際にそうした訴えで、
鍼灸治療をご希望される方も。
「突然の症状の引き金」は、
「秋の涼しい風」が原因します。
「涼しい風」が吹いただけで、
身動きができないほどの症状になってしまっては、
とても困ります。
「涼しい風」の温度変化くらいで
「動けなくなってしまう」くらい、
おカラダが「夏の疲れ」を抱えているというのが、
「ほんとの原因」でしょうか。
特に2011年は、
梅雨が比較的「梅雨らしい梅雨」でした。
それ以降、
ずっと「湿度が高い夏」を過ごしてまいりました。
傾向としては「暑さ疲れ」
プラス「長引く湿気の影響」でしょうか。
「腰・膝」などの
「下半身のこわばり・ひきつれ・しびれ」
などの症状が多いようにお見受けします。
残暑の暑さも厳しかったですから
「節電・節電」と宣伝していても、
公共施設・公共交通機関などは、
けっこう「エアコン」はしっかり効いていました。
こうした「強い冷え」を肩首に、
知らぬ間にあてていると、
「寝違え」や「肩のこわばり」も出やすいかと。
暦では「白露」を過ぎました。
「朝露が草花に宿って、
秋の趣きをあらわす頃」を迎えています。
8月12日の「十五夜」を、
ゆるりと「腰を伸ばして」すわって、
しなやかに「首を伸ばして」お空のお月様を眺めてみたいものですねぇ。
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