~~汗疹の原因~~
「やさしい鍼」での考え方をご紹介。
「汗疹」は「強い日差し・気温の上昇」で、
「皮膚表面に熱」がこもり、
その影響で「汗で冷却」が追い付かなくなると、
皮膚の下の循環が停滞して「むくみ」、
その「むくみ」と「熱」で「湿疹症状」が現れます。
「汗が出きらない・汗の出口のふさがり」ばかりでなく、
「暑さ」の影響で、
「心臓のポンプの働き」が低下しやすくなると、
「消化の働き」も低下してしまいます。
「消化の働きの低下」は「お腹・下腹」を冷ましてしまうので、
「心臓のポンプ」を「養う働き」が益々低下します。
また、
「食べこなす働き」も低下していますから、
「カラダ全体がむくみやすい」状態です。
「むくみやすいカラダ」で、
「弱っている心臓のポンプ」では、
益々、汗を絞り出せず、皮膚の下のむくみを助長してしまいます。
加えて、
「過食」などがあると、
「カラダ全体がむくむ」ばかりでなく、
「血のめぐり」に「飲食の熱」が加わり、
さらに「血のめぐり」が滞りやすくなります。
「熱性の強い・皮膚の下のむくみ」は、
外気の「暑さ」と相まって、
「強い痒み症状」を引き起こすことになります。
最近の夏は、
「暑さ」がとても厳しく、
どうしても「心臓のポンプの働き」は低下傾向にあります。
「弱っている心臓のポンプ」では、
「過食」した飲食を食べこなす力をおこせません。
「カロリー」よりも、「汗」の材料である「水分」を補うことで、
「夏の養生」となり、「汗疹の予防」にもなります。
「夏場の飲食の工夫」が、汗疹対策のキーワードになります。
ご参考まで。
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