「だるい」症状は、
「カラダの働き」が十分でない
ということの「現れ」です。
「頭がだるい・集中力がない」などは、
「頭の働き」が不十分。
「手足がだるい・疲れやすい」などは、
「手足の筋の働き」が不十分。
「暑さの影響」を受けて
「冷めてしまったカラダの働き」を促すには
「辛味」食材がオススメです。
玉ねぎ・ラッキョウ・エシャロット・ニンニク・生姜
こうした「辛味」を含んだ食材は、
「低下したカラダの働き」を活気づけてくれます。
「暑さ」にさらされたおカラダですから、
食材の調理方法もあまり「加熱」するようなことは
しないほうが適っています。
とはいえ、
「生のまま、ばりばりかじる」には、
ちょっと辛すぎるかも。
そんな時に「お酢につけておく」という方法が、
よく適っています。
「お酢」は「酸味」の働きで、
「熱を持った筋」を適度に冷ましてくれます。
「辛味」食材の「辛味の性質」を
「甘酸っぱいお酢」に漬けておくことで、
中和もしてくれます。
「生姜・ラッキョウ」などは「甘酢漬け」にしておくと、
4~5日もするとおいしくいただけます。
(ラッキョウはもっとかかりますね)
「甘味」で気力を補い・「辛味」で気力を高め・
「酸味」でカラダにこもった熱を排泄する。
こんな「食べ方」で、食欲をわかせたり、
だるくなって「痛みのあるすじ(こむら返りなど)」の
対策にも役立ちます。
「玉ねぎ」などは「ピクルス」にしておくと、
これまた「おいしく・辛味と酸味」を頂けます。
「お出汁・お砂糖・お酢」で「ピクルス液」を作り、
「玉ねぎ」をつけておきます。
※「ピクルスの作り方」には、いろいろあるようです。
ご自分に適った・やりやすい方法でよいと思います。
「玉ねぎ」は「ピクルス」にすると
「辛味」はとても押さえられます。
それでも
「辛味の水分」をたくさん含んだ「玉ねぎ」を、
「ピクルス」にして召し上がっていただけると、
「カラダを養う血のめぐり」が活気づいて、
「頭や手足」を養いやすくしてくれます。
「ピクルス液」に「黒胡椒」や「ハーブ類」を加えることで、
様々な「食材の働き」もいただけます。
ちょっとした工夫を楽しまれるうちに、
ご自分に適った「ブレンド」が出来上がりますね。
お試しあれ、です。
「夏の始めのだるい夏バテ」には、
「辛味と酸味」をおいしく・楽しく召し上がっていただければと
思います。
「糠漬け」などもよいですが、
「お酢」の「食欲を増す働き」が「低下した食べこなす働き」を、
しっかり刺激してくれることもあるので、
今回は「甘酢漬け・ピクルス」でご紹介をいたしました。
ご参考まで。
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