長い・長い、そして、寒い・寒い「冬」が終わったかなぁ、
と思ったら、「まだ寒い」。
今年は「異常気象の影響」で、
体力を消耗してのスタートでした。
もうすぐ4月。
年度替わりで、お忙しい時期でもあります。
疲れると、お子さんは「抵抗力」がさがります。
この時期、よくご縁のある症状が「中耳炎」。
早めに対処したいですねぇ。
「やさしい鍼」では、
「風邪の脈」をみつけると、
患者さんの「耳のあたり」から、
「首筋」にかけて「腫れぼったい感じ」を
探します。
もし、「腫れぼったい感じ」をみつけたら、
「抵抗力が落ちている=風邪をひきやすい」と
判断します。
日頃「耳がいた~い」と、「中耳炎」になりやすいお子さんは、
「耳たぶの下・あごの骨の後ろのへこみ」のあたりが、
「ぷっくり」腫れぼったくなっています。
触ると「痛い」です。
同じように、首筋へかけて「ぷっくり」腫れぼったいところがあれば、
「腫れ物をつぶさないように」やさし~く「なでなで」してあげます。
「ぷっくり」を「なでなで」していると、
だんだん「ぷっくり(腫れている感じ)」が「ぺっこり(凹んだ感じ)」に
なってきます。
※慣れていれば、「耳の下から首筋まで」を
「五本の指の腹」などで、まとめて「なでなで」してあげてもよいです。
「頭痛」がしたり、「耳のあたりが痛い」ときなどは、
「手の甲(親指と人差し指の間の股)」を「なでなで」してあげます。
※強くやると、内出血することもあります。
「やさしく・なでなで」で十分です。
そもそも「中耳炎」は、
カラダの抵抗力が低下すると、
患いやすいです。
「カラダを支える力」が丈夫であれば、
「中耳炎」も楽に経過できます。
足の「内くるぶし」の下あたりに、
「ぷっくり・腫れぼったい感じ」があれば、
「風邪ひきさん」や「中耳炎ちゃん」にご用心です。
「内踝の下、指2本分くらいのところ」
疲れやすくて、抵抗力が落ちると、「ここ」が「むくんだり」します。
触って「ぴりっ」と痛いようでしたら、
「やさしく・なでなで」してあげるとよいです。
「中耳炎や副鼻腔炎になりやすいお子さん」は、
気温の変化や、年度替わりの忙しい時期、
「疲れ」がたまりやすいです。
「環境の変化」「引っ越し疲れ」のとき、
眠っているときなど、ちょっと「内くるぶしの下」、
触ってあげてみてください。
「カラダの抵抗力」の「お疲れサイン」は出ていませんか?
ご参考まで。
コメントをお書きください
熊本 (日曜日, 27 3月 2011 01:15)
先生の「簡単・ツボエクササイズ」中耳炎と口内炎の回楽しみにしていたので、でも行けなくなってしまったので、前回と今回のブログテーマはうれしかったです。
うちの子も中耳炎、長いですが、耳の下のへこみ、触ってみましたが嫌がられました。痛いのかな?やさしくなでなでしてみます♪
沈丁花いい香りですね。大好きです。
香りって花に向けておもいっきり吸い込むより、ふっと香るほうが香りが強い気がしますがなんでなんでしょうね・・・。
博心堂鍼灸院 すずき です (日曜日, 27 3月 2011 10:53)
熊本様
コメントありがとうございます。
お子さんの「中耳炎」が長いとのこと。
ちょっと気になりますね。
「耳の下のへこみ」を触っていたかったり、
嫌がるようなら、「耳の中で熱を持っている」
かもしれませんね。
全身で「十分な体温」を引き起こせると、
局部の熱=「耳の中だけのこもった熱」は
必要なくなります。
もう少し「体温が高め」になると、
「耳の中の熱」も「自然と高まり」、
楽に「耳の中の抵抗力」が高まってくれると、
「中耳炎」は楽になるかもですね。
子供ちゃんの「十分な体温を上げられない」
原因として、疲れ・ストレス・薄着
などがあげられます。
どれも、「温かくして、安心して、たっぷり睡眠」
で、対処できたりします。
※「サラサラの鼻水」が出るようなら、
「さむがっている」ようです。
「襟元」を「ネックウォーマー」などで、
「日中も保温」してあげるとよいです。
ご参考まで。
沈丁花、梅の後の「香り」ですね。
「ふっ」とかおる「鼻先の香り」は、
「危険を感じたり、カラダの働きを高める刺激」
を「受け止めて」います。
だから、「香りが強く」感じるのでしょうね。
「たっぷり吸い込む」のは、「カラダを養う吸い込み」です。
こちらは、「澄んだ大気」を「カラダに取り込み」
「養う」ことが目的で、「香り・臭い」の「刺激を感じる」
ことは、目的ではないので、結果、「それほど香らない」
というところでしょうか。
「香り」は「カラダを刺激する」スパイスのようなものです。
春の「伸び伸びする心とカラダ作り」には、
必要な要素ですね。
もうすぐ「さくら」ですね。
こちらも楽しみですね。