3月を代表するお花といえば、
「菜の花」があげられるでしょうか。
飾って眺めてもよいですし、
食べても、心地よい「苦み」を楽しめます。
おカラダのほうでは、
「花粉症症状」が、真っ盛りを迎えます。
「食べごろの菜の花」を使って、
「花粉症対策」を楽しんでみませんか?
「菜の花」のように、
「お花」「穂先」「芽の部分」というのは、
「頭・顔」を養う働きを持っています。
また、「苦み」は「カラダのこもった熱を冷ます」働きを
持ち合わせています。
「頭・顔のこもった熱冷まし」が、
「菜の花」「フキノトウ」「グリーンアスパラ」「ブロッコリー」
等をいただくことで、効き目がのぞめます。
「三寒四温」のこのころ。
「暖かい日」と「寒い日」では、
オススメの「食べ方・調理法」が変わります。
このあたりの「工夫」をすることで、
おいしい「菜の花」を、カラダに適った形で、
「さらにおいしく」いただくことが、できます。
たとえば、
「寒い日」などは、
・「食材に熱を加える」ことで、
「カラダを冷ましすぎない」工夫になります。
・「緩んだカラダ」で、「今日は寒い!」とばかりに、
「発熱したカラダ」は、「消耗」しています。
・「カラダにこもった熱」を「汗」として「発散」できず、
「体内」には「湿度」が停滞しています。
「のぼせの熱を冷ます:菜の花」は、
・「加熱」して「冷やす要素」を減らし、
・「消耗」を「養う」工夫をして、
・「体内の湿気」を取り去る調理法
が、「気候とカラダのバランスが整った食べ方」になります。
具体的には、「菜の花のてんぷら」のような食べ方。
「菜の花」や「フキノトウ」のような
・「苦みでのぼせを冷ます食材」を
・「衣をつけて」「油で揚げる」ことで「養う働き」を加え、
・「加熱」して「食材の冷ます性質」を和らげ、
・「油で揚げる」ことで「食材の湿気」を取り去る
わけです。
ほか、「シソの葉」「アスパラ」「春菊」「三つ葉」「タラの芽」
もオススメです。
また、「消耗した血の巡り」を補うために「人参」もよいです。
「葉の部分」は「血行を促進」して、
「赤いところ」は「血を養い」ます。
たとえば「暖かい日」には、
「菜の花の辛し和え」などはいかがでしょ。
「軽くゆでた菜の花」に、
「からし」「めんつゆ」「お醤油」などで、
和えていただくと、
・「からし」の「辛味」で、
「のぼせ」て「滞ったカラダのめぐり」を
「発散」してくれます。
疲れているときには、「胡麻和え」や「白和え」などが、
オススメです。
「胡麻」が加わることで、「カラダをしっかり養い」、
「白和えのお豆腐」も「カラダを冷ましながら養う」働きを
補ってくれます。
「春ののぼせ」症状には、「のぼせ取りの食材」を、
気候に適った工夫で、召し上がられると、「旬の食材」を
さらにおいしく・楽しくいただけるのではないでしょうか。
ご参考まで。
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