本日は、「お釈迦様が悟りをひらいた日」らしいです。
それよりも、僕にとっては「針供養の日」のほうがご縁があります。
そして、
本日は「初診の妊婦さん」がお越しになられました。
以前、「お灸講座」でご縁のあった方です。
午後にお越しになられ、ご自分のお身体のご相談をいただきました。
そして、鍼灸治療をおこないながら、お身体のお見立てをお話ししました。
いつも通りの、鍼灸治療の流れです。
そして、
「ご自分のご妊娠中の過ごし方・お食事のとり方」のご質問をいただきました。
ご自分では、「食材の酵素を壊さない食べ方」や「玄米菜食」なども、
工夫しておられるとのこと。
また、受診中の機関でいろいろ「アドバイス」を受けていること。
情報がたくさんあふれているこの頃。
「ご自分の(今回の)ご妊娠に適ったライフスタイル」に適った情報を
判断されるのは、ちょっと難しそうです。
僕にできることは、
「お身体の見立て」→「今のお身体の状態のご説明」→
→「養生の大まかな勘所」→「そのうえでの具体的な衣食住のアドバイス」
でしょうか。
「ご自分のお身体を知り、養生の勘所をおさえる」ことができれば、
あとは「どのように過ごすか」は、ご自分でも工夫しやすいです。
ただ、「オススメ献立」や「オススメの調理法」などをお話しすると、
楽しくてついつい「長話」になってしまいます。
「食べること」は、やっぱり「たのしい」です。
いろいろな「食べ方のお作法」が、情報として入ってくるこの頃。
妊婦さんにとっては、どれを用いればよいのか、迷われる方もいらっしゃいます。
専門的な知識をお持ちの方からも、強くアドバイスされることもあるようです。
そのうえで、「鍼灸では、どう考えるか」というご質問をいただくことが
しばしばあります。
「やさしい鍼」では「一般論」を、養生としてお話しすることはありません。
「お身体の状態」→「大雑把な養生の方向性」→「ご自分の生活でできること」
「お身体」は、人それぞれです。
そして、四季に応じて、「お身体」も変化します。
ご妊娠中であれば、なおさらです。
「大雑把な養生の方向性」をご存じであれば、
衣服の調整
飲食の調整
睡眠・運動の調整
をご自分なりに、執り行いやすくなります。
加えて、「鍼灸師の見立て」をお話ししておくことで、
ご自分のお身体の「チェックポイント」を、知っておいていただけます。
ご自分の「今」の「お身体の状態」を、知っていただくためにも、
ご妊娠中の患者さんには、こまめにお越しいただくようにお話しています。
そして、ついつい「おしゃべり」になってしまったりして・・・、
ちょっと反省・・・。
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