寒くなると「焚き火」に、手をかざしてみたくなったりして。
子供の頃、母方の祖父母の家へ遊びに行くと、
夕方、焚き火をしてくれました。
懐かしい思い出です(今は近隣からの苦情等でできないそうです)。
直火に手をかざすと、カラダの中まで温まる感じ。
この秋から、久しぶりに「棒灸」を使うようになりました。
太い棒状に艾(もぐさ)を固めた「棒灸」。
火をつけると、モクモクと凄い煙がでます。
とてもケムイです。
その火のついた「棒灸」を、患者さんのカラダへ近づけます。
「近づけるだけ」です。(お肌につけたら、それはそれは「熱い」でしょう)
今年の秋・冬は、カラダの温まらない患者さんが、
とても多いです。
「血のめぐり」をうながす「お灸」では、効果がいまひとつ。
「陽気=カラダの熱」をおぎなう「棒灸」を「鍼灸治療システム」に
取り入れることで、今年の「温まらないおカラダ」への備えができました。
焚き火にあたったり、コタツにはいったりが、恋しい季節になりました。
博心堂鍼灸院では、コタツはご用意しておりませんが、
「棒灸」のお支度をしております。
おカラダの状態に合わせて、4年ぶりくらいの登場です。
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