あっという間に、
金木犀(キンモクセイ)の花もちってしまい、
朝夕の秋の涼しさが、
はっきりしてきました。
キンモクセイの花は、
漢方薬にも用いられます。
花の香りに「甘み・苦味」が備わっていて、
呼吸器系統に「こもった熱」を「苦味」で冷まし、
「甘み」で「気力を養う」という効能。
秋の涼しい風で、
呼吸器系統に負担がかかります。
咳のでやすくなるこのころ。
「キンモクセイの花」
は咲き誇ります。
近所の「キバナコスモス」も、
きれいに咲いています。
こうした「秋の花」が咲き誇ると、
「鼻かぜ」「咳の風邪」が、いっそう目立つようになります。
このころは、
「香りのもの」「体を温めるもの」を
上手にお食事に取り込むとよいです。
きのこ等は、食物繊維が豊富で、
香りもよいです。
食欲を益して、お通じもうながします。
ギンナンなどは、咳のお薬として、
この時期、でまわります。
炒ったギンナンのおいしいこと。
一日「5個~10個」のギンナンは、
咳の予防になるそうです(本草綱目)。
なんでもギンナンを
「一日1000個で死ぬ」とか。
(ギンナンには青酸が含まれているので、
中毒をおこすこともあります)
食べすぎは「ご注意」ですね。
ご参考まで。
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